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2015年11月01日
ひと狩り ハイパワー時代の電動ガン
マルイの電動ガンが発売されたのは、
サバゲーでは、ハイパワー全盛の真っ只中でした、
例えば、
エアータンクは直結が当たり前、(10気圧以上)(ホースマガジンがあるわけで、500連発)
太いパイプで大流量、ダブルホースパイプ、(BV式の初速が上がる)
co2ガスのハイバルブ、(実銃と同じパワー)
鉄板をパスパスと紙の様に抜く、
ビールビンが豆腐の様にはじけ飛び散る、
前歯が折れる、ホッペが貫通、ヒットが全て血だらけ、
こんなクレイジーなゲームエリアに電動ガンが投入された、
しかも、今より低い初速でした、(マルイはハイパワーのエアーガンの将来を心配してわざとローパワーで発売)
しかし、現実的にはだれも相手にしません、
でも、デカイ重いエアータンクに嫌気がさしていた私は、この電動ガンに未来をみました、
しかし、いかんせん、パワーが低すぎる、
そこで、当時あった「SS9ライフル」用のバネを流用した、
パワーは充分ですが、引けない、ピストンが動かない、(当時はモーターもバッテリーも貧弱)
そこで、色々と試した結果、「Wモーター」です、
ローパワーのモーターを2個使うことで強いバネが引けた、
バッテリーも弱い物でも作動した、
これで、ハイパワー時代のゲームを乗りきっていた、
しかし、ピストンとかギヤ部のの弱さはごまかしきれず(色々と補強したが、1日のゲームをもたせるのがやっと)
しばらくたって、各パーツメーカーが本腰を入れるまで、(アルミピストン、強化ギア等)
苦労したのです、
そこで、電動マガジンの発明、(個人的に特許もとりました)
ホップバレルの考察等でBV式ライフルと渡り合っていた、
続きます、
Posted by サバゲーマニア
at 01:22
│Comments(4)
今の規制を構築したのですね。
サバイバルゲームがバカの遊びと言われる所以です。
うわべで判断するとそうなるね、本質は解ってないね、マニアと素人の差かな。
私にとっては大袈裟ではなく、生き甲斐ですよ。
ハイパワー時代のリーダーはメーカーでした、パワーを売りにして儲けてましたから。
其を止められなかったのは私たちの責任かも、でも、ローパワーでのゲームをわたしたちは推奨しましたがそれはごく一部でした、雑誌もアームズ紙のみが反対してました(そのせいでメーカーから意地悪されてました)今もゲーマーがアームズ紙を支持するのはウソのないゲーム愛があるからです、一時のブームで誌面をにぎわすのでなく、スジの通った記事を書くからです。
同時代を過ごした者として、共感出来る所が多いです。
コメントされてる方は恐らく誤解されていると思うので、差し出がましいとは思いますがコメントつけさせて頂きます。
サバゲーマニアさんは当時の状況を記述しているだけで、当時のハイパワー志向を肯定している訳ではないと思いますよ。
自分も電動ガン発売と同時にとびついたクチですが、発売当初の電動ガンがどのような評価をされたか、と言うとサバゲーマニアさんの仰る通りだったのですよ。
当時ハイパワーゲームは行くところまで行っていて、怪我人続出、そんな状況に嫌気が差したゲーマーはパワーの自主規制として「レギュレーション」を設定しはじめたりもしましたが、それはごく一部の話でしたし、レギュレーション自体も今の物より だまだハイパワーでした。
ハイパワーを極めてる((笑))人たちの中には、レギュレーション設定のあるゲームを馬鹿にする風潮さえありました。
当然ですが、そんな人たちは電動ガンなんぞに見向きもしませんでしたから、いち早く電動ガンにとびついたサバゲーマニアさんは当時としては「ローパワー」を推奨すら「異端」と見られていたと思いますよ、
ちなみに、これはエアガンが銃刀法改正で規制されるより15年ぐらい遡るお話です。
その後、徐々にローパワーゲームが普及して、ゲームに使うエアガンは比較的ローパワーの物が主流となります。
不埒者の起こした事件がきっかけでエアガン規制が行われたのは、サバゲーとは直接関係はありません。
以上、長文失礼致しました。